おはようございます!あやまめです。


早速ですが、今日の春秋要約です。


【春秋要約:14/3/18(火)】
北朝鮮の思惑を見定めつつ、私達も家族同様に、拉致被害者全員の帰国実現を信じたい。

(40文字/15分で作成)


今日は悩みました。難しい。難しいんです。


なので、何が難しくさせているのかについても合わせて考えてみたいと思います。


【作成工程】

(1)本文中から気になるフレーズをチェックします。

およそカンに障りそうな足音まで「可愛い」とはほほ笑ましい限りだが、孫への愛情とはそういうものだろう。

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの娘と対面かなった祖父母の感激も、だから察するにあまりある。

しかもわが子はいまも行方が知れぬ。

その面影を、孫の顔立ちや挙措に感じては涙がこみ上げたに違いない。

横田さん夫妻の孫を思う気持ちが実を結んだのは大いに喜んでいいが、第三国の首都までキム・ウンギョンさんを送り出した北朝鮮はそんなに素直でも人道的でもあるまい。

こんどの対面劇にこめた専制国家の思惑をとくと見定めるべきだろう。

これで拉致問題解決の糸口が見つかったわけではないし、そもそも血も凍る粛清を平然とやってのける陰惨な王朝だ。

被害者みんなの足音を聞ける日が来ると信ずる心に、しっかり寄り添いたい。

(2)使いたいフレーズを頭の中で纏めます。

拉致被害者全員の帰国実現を信じたい。
横田夫妻とウンギョンさんとの対面
横田夫妻と孫との対面


(3)なんとなくラフができそうな気がしました。書いてみます。


横田夫妻と孫との対面は直接的な拉致事件解決には繋がらないが、拉致被害者全員の帰国実現を信じたい。(48文字)


(4)長すぎ(泣)おまけに、信じてるのは私達だけかな…

春秋本文を読みながら、再度整理をします。


横田夫妻と孫との対面は拉致事件解決には繋がらないが、

家族と同様に、私達も拉致被害者全員の帰国実現を信じたい。


(5)そうそう!帰国実現を信じているのは被害者家族で、私達もその心に寄り添いたいっていう意味ですね!

再度要約してみます。

横田夫妻と孫との対面は事件解決に繋がらないが、私達も家族と同様に拉致被害者全員の帰国実現を信じたい。(50文字)


(6)長い…(泣)これはどう圧縮しても短くならない…

ということで、主張を確認。


私達も被害者家族と同様に、拉致被害者全員の帰国実現を信じたい。


(7)多分、この主張は合ってるはず。また、春秋本文を読みなおしてみます。

そうか!北朝鮮の話が抜けてる!


(8)書きなおしてみます。


横田夫妻と孫との対面に込めた北朝鮮の思惑を見定めつつ、私達も家族同様、拉致被害者全員の帰国実現を信じたい。(53文字)


(9)これは、全部の論点を入れると、40字じゃ済まないのか…

思い切って横田夫妻の件を削ります。

北朝鮮の思惑を見定めつつ、私達も家族同様に、拉致被害者全員の帰国実現を信じたい。(40文字)


今日の春秋はこう纏めるしかできませんでした。

今日の苦戦は『入れたい論点が満載』で、40文字にする時に『どの論点を切るのかという判断が難しい』ことから生じているのかもしれません。

誰かもっと素敵な解答が書けた方がいたら、是非教えて頂きたいです!(^人^)

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出勤途中でステキな沈丁花の花を見つけました。花粉症のおかげでマスクをしていますが、それでも近づいたら「春の香り」を感じることができました。