おはようございます!
あやまめです
早速ですが
今日の春秋要約です。

【春秋要約:14/4/15(火)】
桜が散り芽吹く若葉を見ると、別れる淋しさを胸に秘め潔く生きる人の勇気が伝わる様だ。

(マス目調整含め40文字/10分で作成)


桜に人生を重ねるという、
ありがちなシーンですね。
この抽象度の高さをどう分かりやすくするかがポイントでしょうか。
詳しくは後半で。


【作成工程】
(1)本文中から気になるフレーズをチェックします。

【第1段落】
明日では遅い。

今を逃せば、もう散り始めてしまう。

人の背中を押し、何かせわしい気分にさせる霊力が、桜の花にはあるらしい。

【第2段落】
西行は咲くだけでなく、人の心の内に残る桜を多く詠んだ。

【第3段落】
「わずらわしいと感じるのは人間の心の問題であり、桜の罪ではない」

【第4段落】
桜の気持ちになってみれば、ただ咲き、ただ散るだけかもしれない。

人間から見るとそれは出会いと別れになる。

桜の季節が終わる。

寂しさは胸にしまい、芽吹く若葉を見上げてみる。

潔く生きる勇気が伝わってくる。


(2)使いたいフレーズを頭の中で纏めます。
人生を桜に例えると
桜が散り芽吹く若葉を見る
人と別れた寂しさを胸に潔く生きる勇気が伝わる。

(3)なんとなくラフができそうな気がしました。書いてみます。

桜に人生を重ねると、花が散り芽吹く若葉から、人と別れた淋しさを胸に潔く生きる勇気が伝わる。(45文字)


(4)うーん…
→まず長いので圧縮
→さらに「何の勇気」が伝わるのか分からない…

(5)考え直しました!
桜が散り芽吹く若葉を見ると、別れる淋しさを胸に秘め潔く生きる人の勇気が伝わる様だ。(マス目調整含め40文字)

(6)春秋本文を再度ちらっと読んで、因果関係に問題がないか確認します
→大丈夫そうですね。

【要約のポイント】
今日のポイントは、桜に関する記述について、いかに「人のこと」として具体化させるかだと考えます。

私が今日作った要約では「勇気が伝わってくる」という春秋の本文に対し「~な人の勇気が伝わる様だ」とし、私が考えたポイントに準拠させました。

みなさんはどのように考え、纏めましたか?

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東京ではソメイヨシノの季節は終わりましたが、心の中はいつでも「桜満開」でいたいですね