おはようございます。
あやまめです
早速ですが、
今日の春秋要約です。

【春秋要約:14/4/23(木)】
初公開された形式的閣議議事録から、後の歴史家が望む様な本質・背景を得る事は難しい。
(マス目調整含め40文字/10分で作成)

今日は割と
スッキリ書けた方が
多かったのではないでしょうか。

詳しくは後半で。

【作成工程】
(1)本文中から気になるフレーズをチェックします。

【第1段落】
19世紀の文化史家ブルクハルトによれば、歴史叙述の仕方も進歩した。

政治の出来事を並べるだけではなく、指導者たちが権力闘争に駆り立てられる動機や彼らの内面にも迫り、そこから何かをつかもうとした。

【第2段落】
メディチ家支配下のこの街で次々に起こった抗争の様子を詳しく描きながら歴史に学ぼうとした。

国は秩序ある状態から無秩序へ、そして再び秩序ある状態へと移り変わる。

敗者もまた立ち直るための時間を持っている――などと書いた。

【第3段落】
政府が首相官邸のホームページで閣議の議事録の公開を始めた。

政府の最高意思決定の場でどんなやり取りが交わされているかを知ることは、この国の動きをしっかり理解し、後世の人たちにも役立ててもらうため必要だ。

議事録を公開するのは1885年に内閣制度が発足して以来、初めてだという。

遅すぎた感がある。

【第4段落】
問題は閣僚のやり取りが中身のあるものかどうかだ。

閣僚懇談会を含めきのう公開された今月1日分の議事録をみる限り、事前に準備された資料に沿ったとおぼしき発言が並んでいる。

形式的な発言からは、いま起きていることの背景や本質をくみ取るのが難しい。

期待して議事録を見たのちの歴史家は何を思うだろうか。

(2)使いたいフレーズを頭の中で纏めます。

形式的に書かれた閣議議事録が公開されても
後世の参考となる様な背景や本質は、
形式的に書かれた閣議議事録
後世の為になる様な
初公開された閣議議事録は形式的で
後に役立つ様な本質
後の歴史家が望むような

(3)書いてみます

初公開された閣議議事録では、後に役立つ様な物事の背景や本質把握は困難だ。(36文字)

(4)文字に余裕がありますね
→「形式的」とか「歴史家」とか入れられそうです。

(5)改めて書いてみます

初公開された形式的閣議議事録から、後の歴史家が望む様な本質・背景を得る事は難しい。(マス目調整含め40文字)

(6)春秋本文を再度チェック
→大丈夫そうですね。


【要約のポイント】
今日は全段落のニュアンスを少しずつ入れられる位、本文が具体的ですね。

要約的には「こんな議事録じゃ本当のところは分からないよね~」が論点として入っていればOKだと考えます。

診断士の2次試験の観点でみてみると「初公開」という点は入っていても良さそうです。

みなさんはどのように考え、纏めましたか?

sakura7

週も半ば、疲れが出る頃だと思いますが、今日も1日ファイトで乗り切りましょう