去年の今日、何を勉強していたのか振り返りたいと思います。

140620

2013/6/20(木)の総勉強時間:2時間50分


去年の今日は、受験する科目(中小以外の6科目)を満遍なく勉強しようとする意識が出ている日です。

受験する科目の内容や解く感覚を忘れない為にも、ほんの10分・15分でも構わないので、出来る限り毎日解いていって下さいね!

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さて。
去年の昨日に続き、今日も経営分析を重点的に勉強しているようです。

特に、中小企業診断士1次試験では電卓が使えないという悲しい状況なので、短時間で計算ミスなく確実に得点できるようにしたいものです。

【例】H25年(2013年)財務:第5問設問1
この問題をあやまめ的に簡単に解く方法(というか、試験本番も多分こう解いていたという方法)を、参考に書いてみたいと思います。

(1)ア~エの4択を見る
→総資本営利率が分かれば2択に絞れる!
→総資本営利率を分数で書いてみる
(ブログの記述上、分数の関係を横に書きますが、実際に書く時には縦関係で書いて下さいね!)

<X1末の総資本営業利益率>
30/130=3/13
<X2末総資本営業利益率>
18/120=3/20

こうみると、分子が同じ値で、分母の比較対象は「13」と「20」です。

分子が同じ値な中、分母が大きいと言うことは、割った値は小さくなることが分かるので、最終的な計算をしなくてもX2末の方が数値が小さい=悪化しているということが分かります。(これで「ア」か「イ」の2択に絞れました)

(2)売上高営利率も分数で書いてみる
<X1末の売上高営業利益率>
30/180
<X2末の売上高営業利益率>
18/170

これ、計算するのは面倒ですが、分母がX1末→X2末で10低下している一方、分子は12も低下しています。

つまり分母よりも分子の方が低下の割合が大きい=数値が小さくなっている=悪化しているということで、実際に割り算をしなくても答えが「ア」だということがわかります。

※実際の解答はこちらから!


ただ、一応、ラスト10分くらいは検算時間にあてて、ヘンな勘違いをしていないか、確認して下さいね!


2次試験と違って、1次試験は実際に答えの数値を出さなくても解ける問題が、まぁまぁあります。

真面目に全部数値を出さなくても、このように解ける問題もあります!

これから各学校の模試なども始まりますから、日頃から実際に計算を解かなくても答えを導き出せる訓練をして、模試で試してみるというのも良さそうです