中小企業診断士合格後である去年の今日、何を勉強していたのか見ていきます。

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2014年1月9日(木)の勉強時間:3時間30分


いつもの苦手論点勉強に加え、去年の今日は『コンサルタントの「現場力」』を読んでいます。


確実に、実務補習を意識した読書ですね。

勉強になったことも多くありますが、診断士(実務補習・実務従事も含む)で一番大切なことは
・何に困っているのか上手く聞き出す事
・作業者同士のコミュニケーション力

だと思っています。

今月末から実務補習に参加される皆さん、自分の思い込みではなく、相手が何に困っているのか上手く聞き出せそうですか?

さて。
先日掲載した【実務補習】恐怖(?)の担当分け!どのようにして決まる?準備はどの程度すべき?は多くの方にご覧いただいたようです。

ありがとうございます!
少しは参考になりましたか?

【実務補習】恐怖(?)の担当分け!どのようにして決まる?準備はどの程度すべき?の中で、

6人グループだと大体、こんな担当分けになるハズです↓
(1)経営戦略(全体戦略)
(2)財務・会計
(3)販売・営業
(4)生産・技術
(5)人事・労務
(6)情報

と書きました。

今日のブログタイトルにある『リーダー役』というのは、ほとんどの場合、(1)経営戦略(全体戦略)の担当になった人がやります(というか、それ以外のケースを聞いたことがないです)。

実際のところ、実務補習でのリーダー役は、
・指導員とメンバーの橋渡し役
・診断先を(ある程度)分析
・診断先の方向性を決める
・メンバーが作成したものがズレていないかチェック
・最後に自分が纏める

が求められるのです。

【リーダー役をする事のメリット】
・あるべき経営戦略(全体戦略)を示すことができる良い機会
・みんなが「リーダー」と呼んでくれる


【リーダー役をする事のデメリット】
・良くも悪くも、提案内容のクオリティはリーダー役次第なので実力がバレる
・指導員やメンバーのフォローが面倒くさい
・メンバーがある程度診断書を書かないと自分が書けない
・分からない事は全てリーダーに聞かれる→全部答えられる?

メリット・デメリットは上記の通りです。

リーダー役をやることで、自分の良いところも悪いところも知ることができるので、診断士の実務に向けて勉強になります。

今回、実務補習を受ける皆さん、リーダー役をやってみますか?避けて通ってみますか?