中小企業診断士合格後である去年の今日、何を勉強していたのか見ていきます。

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2014年1月15日(水)の勉強時間:3時間


去年の今日は、中小企業施策利用ガイドブックも目を通しています。

先日、【診断士:実務補習】実務補習初日の社長ヒアリング前にメンバー間で確認すべきことがある! というブログ記事でもその効果を書かせて頂きました。

損はしないので、是非H26年度分の中小企業施策利用ガイドブックを見ておいてくださいね。



さて。
今まで、
1/7(水)に【実務補習】恐怖(?)の担当分け!どのようにして決まる?準備はどの程度すべき?、1/9(金)に【診断士:実務補習】リーダー役ってやるべき?避けて通るべき?と、実務補習の役割について書いてきました。

3回目の今回は、不得意な人が担当になったら地獄に落ちそうな気がする『財務会計』の担当について、書きたいと思います。

実務補習では指導員が事前に3期分の決算書を準備して欲しい旨、診断先の社長さんと話をつけているので、「決算書をお貸し下さい」という発言は不要です。

<何を分析するの?>
項目を以下にあげていきます。

(1)収益性分析
・総資本経常利益率
・売上高経常利益率 など

(2)生産性分析
・売上高付加価値比率
・資本生産性 など

(3)安全性分析
・流動比率
・株主資本比率
・ネット借入金返済期間 など

(4)成長性分析
・売上高増加率
・経常利益増加率

(5)損益分析点分析


各項目の中でどの指標を計算して、業界標準との差がどのくらいか分析をするかは、実際にP/L・B/Sを見てからの判断です。

二次試験(筆記)対策でP/L・B/Sのどこに問題がありそうか瞬時に見抜く能力を培って合格した実務補習性の皆さんなら、余裕ですよね?

「式を忘れた」「他にどんな分析指標があったっけ?」という人は、すぐにでも復習を始めましょう。

「自分は財務会計の担当にならないから大丈夫!」という人も、メンバーとのディスカッションは財務会計分野でも行われますからね。

ディスカッションの間ずっと、無言で過ごすわけじゃないですよね?



また。
同じく二次試験(筆記)対策で泣くほど問題を解いたかもしれませんが、財務会計部門の提言としては、1時間当たりの限界利益率を出して、売る商品を選択・集中するという手法もよく使います

「限界利益率って何だっけ?」となっている人は、すぐにでも復習を始めましょう。



以上です。

守秘義務違反にならないように、あっさりと概要だけしか述べられないのですが、少しはイメージができるのではないかと思っています。

実務補習前に担当が決まらない場合は、実務補習初日に電卓を忘れずに持っていきましょうね!