中小企業診断士合格後である去年の今日、何を勉強していたのか見ていきます。
2014年8月24日(日)の勉強時間:8時間40分
自分の勉強をしながらも、診断士2次筆記試験の過去問を解いているので、ディスカッションにお付き合いする用だったかもしれません。
さて。
■解答に余計な日本語が多いと講師から指摘された
という受験生から昨夜、相談を受けました。
どうしたら解答から余計な日本語を減らせるか。
そこで。
あやまめが受験生時代、意識してトレーニングをしていた方法をお教えしますね。
方法1:「っている」禁止!
・なっている
・やっている
・やってくる
という「って」が入るワード、無駄です。
<例>
市場成長が望めるようになっているため、
↓
市場成長が望める為、
この禁止事項を守っただけで、文章の長さが半分くらいになりました。
方法2:可能な限り漢字!
・こと→事・ため→為
など、本来であれば「ひらく」べき単語も漢字にします。
減るのは1文字ですが、塵も積もれば山になります。
注意1:第三者が読み間違わない書き方
たまに、こういう書き方をする人がいます。
<例>
市場成長が望める為取るべき手段は…
ダメです。これ。
第三者が読んだら「『為取る』って何?意味不明なんだけど」と思われてしまいます。
<解答にすべき書き方>
市場成長が望める為、取るべき手段は…
と、誰が読んでも誤解されないように、『、』を入れるようにしましょう。
注意2:漢字は続けても5文字まで!
<例>
市場環境成長化が望める為、実施手段は…
↑このように、余計な日本語を少なくしようとすると、必然的にひらがなが減ります。
ただ、ひらがなが減って漢字ばかりになると読みにくくなります。
なので、あやまめは自分の中で漢字は続けても5文字までと決めています。
注意3:文章の意味は変えない!
<例>
桜島では今、大規模噴火の可能性が高まっている。
↓
桜島は噴火するかも。
上の様な縮め方をすると
・噴火の規模が分からなくなった
・『可能性が高まっている』というニュアンスが消えた
というデメリットが生じ、診断士2次筆記試験では、採点者に正しくニュアンスが伝わらない可能性があります。
<例>
桜島では今、大規模噴火の可能性が高まっている。
↓
桜島は今、大噴火の可能性が高まっている。
と、可能な限り、文章の意味やニュアンスを変えないようにしましょう。
トレーニング材料
受験校から出されている過去問題集に記載されている解答を材料として、20文字ずつ減らした解答を書いてみるというトレーニング方法があります。
また、あやまめが今も続けている春秋要約にも、余計な日本語を減らすトレーニング効果が期待できます。
余計な日本語を減らすというのは、感覚的に出来る人もいますが、多くの人はコツコツとトレーニングした結果、出来るようになります。
今日からでもいいので、合格に向け、焦らず、コツコツとトレーニングしてみて下さい!
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