中小企業診断士合格後である去年の今日、何を勉強していたのか見ていきます。

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2014年11月11日(火)の勉強時間:2時間44分

日課としている
・意思決定会計講義ノート(イケカコ)
・経済の勉強
に加え、販売士1級の知識補充も始めています。

まぁ、去年は業務の都合で受けられなかったのですが…。

診断士を取得した後に、なぜ販売士の資格を取ろうと思ったのか等については【診断士1次試験】【診断士2次試験】販売士試験から受けられる恩恵とは?というブログ記事で書かせて頂いています。

さて。


●財務会計が今でもキライです

【診断士2次試験】事例Ⅳが苦手で苦手で苦手でしたというブログ記事でも書いていますが、財務会計が本当にキライです。

一応、理系の出身なのですけどね…。

でもキライです。
苦手意識でいっぱいです。

なぜかなぁと思うと、勉強1年目で最初に財務会計の勉強を始めた時の「マインド」に問題があったなぁと思います。


【理由1:分からないまま放置】

私の通っていた学校では、ちょうど今頃、ストレート合格を目指すクラスで財務会計の授業が始まっています。

今の時期って、仕事に忙殺されることが結構あって、勉強時間がとれなかったのです(もちろん、言い訳です)。

そして、予習復習が追いつかないまま授業…という悪循環でした。


【理由2:いつかどうにかなると思っていた】

授業をこなすだけで精一杯で、分からない論点を「いつかどうにかなるでしょう!」と放置してしまったのです。

分からない論点を放置したら、分からないままです。

苦手意識が少しでも芽生えた時に摘み取って、辛くても勉強して理解を深めないと、苦手意識が強くなって、勉強しなくなるのです。

いつかどうにかはなりません(経験談)。


【理由3:答えの暗記して解ける自分に酔う】

そして答練が近づくと、少しでも良い点数が取りたくて、答えを導く為の理屈じゃなくて、答えそのものを覚えてしまうようになってしまいます。

第3問は「イ」みたいに。
それじゃあ、答練で大破します(経験談)。

ましてや、1次試験を乗り越えることもできません(経験談)。


まぁこの理由3つは、財務会計に限った話じゃないですけどね。


●苦手科目だけに時間をかけるのはNG

ただし。

ここで苦手科目にだけ時間をかけてしまうと、他の科目の知識が抜けていったり、問題を解く感覚が鈍ったりするのでオススメできません。


●じゃあどうすればいい?

・勉強時間を確保
・正しい方法で効率よく勉強をする
・分からない点は人に聞いちゃう

もう、これが一番手っ取り早いです。

忙しいのは誰もが同じです。
やるか、やらないか。
その、ちょっとした差が1次試験・2次試験の結果につながります。

また、勉強をする際の「方法」も大切です。

科目数も多く時間も不足しがちな診断士試験だからこそ、正しい勉強方法を効率よく進める必要があります。

そのためにも、頼れるものは何でも頼った方が早いのです。

「独学だから人に聞けないよ」という人がいるかもしれませんが、ネットには質問を投げかければ答えてくれる、親切で頭の良い人がたくさんいます。

周りにある資源をどのように活用するのかという点も、診断士としては必要なことです。



今、1次試験科目を勉強している人
来年に向けてリベンジを誓っている人
執行猶予期間中の人

色々な状態にいる人が、このブログを読んでくださっていると思います。

苦手なことを克服できたという成功体験は、診断士になったときに診断実務で役に立ちます。

中小企業の社長さんは、相談した結果、ピンチをチャンスにしてくれる診断士に相談したいものですから。

もちろん、苦手克服体験は執筆や受験生指導などでも役に立ちますけどね。

試験に直接影響が少ない今だからこそ、苦手なことを克服するために、自分のマインドを変えてみませんか?