今日は勉強2年目で2次筆記試験を終えたあとだった一昨年の今日、何を勉強していたのかについて見ていきます。
2013年11月16日(土)の勉強時間:6時間05分
相変わらず企業経営理論の単科講座を受講しつつ、法務の知識補充を目的とした知的財産管理技能検定の試験勉強をしています。
前日にメンタルヘルス・マネジメント検定の団体受験が終わり、ここからしばらくは知財の試験対策にまい進することになります。
2次筆記試験を受験したあとなのにストレート合格目標の受験生に混ざって企業経営理論の授業を受けていた理由については【診断士2次筆記~口述まで】試験後に企業経営理論の授業を受けて良かったこと・微妙だったことというブログ記事に詳しく書きました。
また、勢い余って受けたメンタルヘルス・マネジメント検定と診断士とのシナジーについては【診断士2次筆記~口述まで】メンタルヘルス・マネジメント検定の勉強が診断士に役立ちそうだとは!というブログ記事に詳しく書きました。
よろしければ、ご覧ください。
さて。
●組織構造論・行動論も面白かった!
だなんてコメントが上の画像にも残っています。
おそらく、2次筆記試験に対応できるところまで1次知識を入れ込んで、2次対策で相当量アウトプットしていた後のこの頃に、診断士実務上において基礎となる企業経営理論に触れたことで、
・公式だけじゃない
・よく出題されるパターンだけではない
色々な論点が3Dのように繋がり、自分の頭の中で色々と整理がついていたのでしょう。
そして、
●物事を多面的に見ることができるか
が、診断士試験の1次・2次通じて見られているのだと、試験が終わっているにもかかわらずハラ落ちしていました。
この頃。
「遅いよ!」と一昨年の私にツッコミたいくらいですが…。
そういえば。
この物事を多面的に見ることができる練習って、私の大嫌いな財務会計でもできます。
●例えば損益分岐点分析って…
1次でも2次でも頻出論点なので、講師はまず、公式を覚えさせたがります。
でも、色々な問題に対応できるために必要なことって、
利益=単価×数量-変動費×数量-固定費
だったりします。
これと、『損益分岐点は利益がゼロになる売上高』ということが理解できていたら、
損益分岐点=
限界利益-固定費=0
単価×数量-変動費×数量-固定費=0
単価×数量-変動費×数量=固定費
(単価-変動費)×数量=固定費
などのように、式の右辺・左辺を入れ替えたり、要素を分解できたり、できますよね。
これは、時間がある時に、同一論点で出題のされ方が少しずつ違う問題に触れることでも体験することができます。
そうすると、式の意味だったり、根本部分は何なのかという事が少しずつでも分かるようになったりします。
根本部分が一緒で見る角度が違う。
「多面的に物事を見る」ですね。
●他の科目でも一緒!
このような「物事を多面的に見るための練習」を各科目で実践することができれば、
「傾向が変わって解けない~」
「そんな解き方なんて習ってない~」
「私は頭良くないから受からなかった~」
と、自分のせいで6科目落としたのに試験のせいにしていた勉強1年目の頃の私みたいには、ならないと思います。
こういった理由もあるのか、私が診断士受験生だった頃、何人かの先輩診断士が「ちょっと話をしただけで、短年で受かりそうな人と長くかかりそうな人って分かるよ」と言っていました。
H24年の頃の私は理解不能なセリフでしたが、今なら私も先輩診断士と同じように、短年で受かりそうか長くかかりそうか、分かりそうな気がします。
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