今日は勉強2年目で2次筆記試験を終えたあとだった一昨年の今日、何を勉強していたのかについて見ていきます。

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2013年11月25日(月)の勉強時間:0時間55分

「勉強時間少なっ!」と思ったのですが、知的財産管理技能検定の受験をした翌日が、一昨年の今日だったようです。

そりゃ、あまり勉強時間が伸びないはずです。

疲れている時に「あと1問解いてから終わる!」が大切な事もありますが、ダラダラ解くくらいだったら寝ちゃった方がいい日だってあります。

どちらが自分にとって良いのかというと、それは自分が抱えている弱点の内容次第です。

自分の弱点を知り、その原因を知り、その対策を講じてトレーニングをしてみる。

この繰り返しをすることが、診断士試験攻略のカギではないかなぁと、私は思います。

さて。


●私は2年連続で同じ学校に通いました

通学・通信を利用する人の中には、学校を定期的に変えていく人もいますが、私の場合は2年連続で同じ学校に通いました。

このことは、私の性格上も、学力上も、ベストな選択だったのではないかなぁと思います。

今まで多分ブログでこのあたりのことを書いたことがなかったと思うので、同じ学校に通い続けることのメリット・デメリットについて書き残しますね。


●同じ学校に通い続けるメリット

  1. 新しい環境に慣れるストレスの軽減
  2. 質問しやすい環境づくり
  3. 解き方を自分のものにしやすい

以下に詳しく書きます。

【1:新しい環境に慣れるストレスの軽減】
私、新しい場や人って、本当に苦手です。

「初めまして!」の人や出合って間もない人に会うと緊張して、口から心臓が出そうになります。

そんな私にとっては「いつもと同じ」という選択は、それだけでストレスの軽減に繋がり、勉強に集中できました。

【2:質問しやすい環境づくり】
【1】に書いたようなキャラなので(そうは思われていないようですが)、1度仲良くなってしまえばこっちのものです。

質問する講師も何人かに限定していたので、私の良い点・改善点を分かってくれた上で、質問に対して的確に答えてくれます。

事実、勉強2年目に入る際に

「暗記が苦手だし~」
「財務会計は点数が取れないし~」
「経済は意味不明だし~」

などと言い放った私の意見(愚痴)は、ことごとく、

「暗記しかない中小は受かったよね?」
「簿記持ってるよね?」
「理系出身だよね?」

と跳ね返されました。

このように、私が勉強1年目で大破した理由を

  • 勉強の方法が正しくない
  • 気分次第で勉強している
  • 出来ない事を自分以外のせいにしている
とズバっと指摘してくれた講師には、本当に感謝をしています。

足を向けて寝られません。

さらに、講師との信頼関係が構築できると、答練・演習・模試で「この問題はどの設問を受験生に伝えたくて作ったのか?」といった裏話の様な話が聞けることも(たま~に)あります。

すると、作問の意図も分かりますし、勉強の効率化にも繋がります。

【3:解き方を自分のものにしやすい】

1次も2次も解き方は学校で習いますが、自分が間違えない為の施策を加えた『自分なりのメソッド』が確立できます。

1つの学校の1つのメソッドを吟味し、自分がやらかすミスと向かい合い、何度もアウトプットをして試すことで、あのド緊張の中でも「いつも通りに解ける『自分なりのメソッド』」になるのだと、私は思います。



●同じ学校に通い続けるデメリット

私は特にデメリットを感じないまま受験生活を終えましたが、「この人とは合わない」「この考え方とは合わない」と一度思ってしまったら、同じ学校に通い続ける事の方がデメリットかもしれません。

実際、私と同期合格になった人でも、他校から同じ学校・同じクラスになって合格した人もいましたし、他校に移籍してまだ受験生を続けているという人もいます。

また、仲良くなりすぎて、勉強よりも飲み会が中心になりすぎて自滅したという受験生も数多く見てきています。

そういった「慣れ合い」が生じやすいのも、同じ学校に通い続けることのデメリットかもしれませんね。


●ちゃんと吟味を!

私が通っていた学校を含め、大手受験校の多くは、直前期のアウトプットから通えるコースがある所もあります。

学校には不満はないけれど、今から試験直前まで通い続けることが(色々と)大変だと言うなら、そういった短期間の講義を選択するのも良いと思います。

「そこで自分にプラスになるものは、もうないのか?」「自分の考え方を変えた方がいいのではないか?」等、しっかり考えた上で決めて欲しいです。

診断士試験に合格するために。

診断士になるために。