今日は勉強2年目だった3年前の今日、何を勉強していたのかについて見ていきます。
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2013年2月19日(火)の勉強時間:3時間10分

  • 運営管理
  • 経済学・経済政策
  • 財務会計
  • 経営情報システム
  • 2次対策(事例Ⅱ)

と科目を広く勉強できていた日だったようです。

先輩診断士からのアドバイスを受けて、何かの科目を勉強してきて飽きてきたり辛くなったりしたら、そこで勉強を止めるのではなく、科目を変えるようにしていました。

勉強の気分転換を勉強でするということです。

こうすることで、コツコツと勉強時間を積み重ねることができていたように思います。

さて。

上の画像でこんなことを書いています。
「まぁ、点が入った方かな」
2次対策は勉強1年目のときから1次対策と並行して行っていました。

その結果、勉強2年目のこの時期には、どのような要素に点数が入るのか腑に落ちていたように思います。


■2次試験で点数が入る要素とは?

  1. 問題本文(与件)からコピペした部分
  2. 問題本文(与件)を裏返した部分
  3. 1次知識
この3つです。
詳しく説明しますね。


1.問題本文(与件)からコピペした部分が点数になる

これ、何を指しているかと言うと、問題前半のあたりに聞かれる「現状」の要素です。

2次筆記試験では社長に対してヒアリングをすることができないので、問題本文(与件)から現状をコピペってくるしかないのです。


2.問題本文(与件)を裏返した部分

これは問題の後半に聞かれる「助言により得られる効果の要素です。

問題点は問題本文(与件)に書かれているハズです(書いていないと困ります)。

問題点を裏返せば…その会社の理想とする状態なのです。


3.1次知識

これは問題前半で聞かれる現状分析の時に、問題本文(与件)のコピペとセットで「つまり今はこういう状態」と話を纏める際に使うキーワードです。

また、問題後半で聞かれる助言問題の時に、『●●すると(1次知識)になるので▲▲という期待効果が得られる』という「繋ぎ」の部分で使います。

つまり、

■根拠が分かるものに点数が入る

のです。

このことが分からず自分の経験やアイデアで解答をしてしまっては、そこに根拠はないので、点数が入らないのです。

自分の経験やアイデアで解答をしない、つまり「滅私」です。

滅私することは自分が長年かけて培ってきた思考の癖を出さないということなので、とても難しいものです。

しかし、診断士試験では「滅私」した解答が求められます。

診断士試験に合格するためには、自分が長年かけて培ってきたものを捨てることも、大切だったりします。


みなさんは何に点数が入るか、腑に落ちていますか?

腑に落ちたなら、点数が入るような解答内容に変わっていくはずです。