診断士試験に合格したばかりの頃、診断士ってどんな本を読んでいるのだろう…と気になったことがありました。

そこで。

週末を中心に、中小企業支援のために読んだ本などを時折、ブログに残しはじめています。

<第1回>
【診断士の本棚】キャッシュフローと損益分岐点の見方・活かし方(本間建也・著)

<第2回>
【診断士の本棚】コンサルタントの「質問力」&コンサルタントの「現場力」(野口 吉昭・著)

<第3回>
【診断士の本棚】再起を目指す経営者に贈る 会社の正しい終わらせ方(筒井恵・著)

<第4回>
【診断士の本棚】 コーチングの神様が教える「前向き思考」の見つけ方(マーシャル・ゴールドスミス・著)

<第5回>
【診断士の本棚】ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー2016年1月号「意思決定の罠」

<第6回>
【診断士の本棚】中小企業診断士の資格を取ったら読む本(小林勇治,波形克彦・著)

<第7回>
【診断士の本棚】最高のリーダーは何もしない―内向型人間が最強のチームをつくる!(藤沢久美・著)


さて。

■中小企業への診断実務で役に立てば…

そう考えて読んだ本がこの本です。
BMG
有名な本なので、中小企業診断士・中小企業診断士を目指す方であれば「もう読んでいるよ」という人ばかりかもしれませんね。

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ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
アレックス・オスターワルダー
翔泳社
2012-02-10



しかし、私自身は、診断士試験に合格した後、2014年の1月に初めてこの本を購入しました。


■ビジネスモデルジェネレーションに書かれている内容とは?

45カ国470人の共著者が累計で4,000時間、足掛け9年間に渡って様々な成功事業を分析した結果、『ビジネスモデル・キャンバス』に表すことができたとしています。


■ビジネスモデル・キャンバスの素晴らしい点とは?

BMC
上記9つのブロックは、ビジネスモデルを語る上で最も大切な4つの領域である「顧客」「価値提案」「インフラ」「資金の」いずれかをカバーすることができています。

そして、『パートナー(KP)』から右に行くほど消費者に近づき、消費者から得たお金は『収益の流れ(RS)』→『コスト構造(CS)』と流れていくことも示しています。

「ビジネスモデル」という曖昧なものでも、要素をこの9つに限定すれば、全世界共通でディスカッションすることができるのです。

素晴らしいツールだと思いませんか?


■新規事業向けだけではなく既存事業の見直しにも使える!

中小企業診断士としては、『バリュー・プロポジション・デザイン』に記載されている『バリュープロポジション・キャンバス』も使いながら、既存事業を見直して更に飛躍させる場合の問題点抽出や見直し後の事業展開方法・成功確率をディスカッションするケースで使う機会が多いように感じます。

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実際、私自身も、診断実務をする際に『ビジネスモデル・キャンバス』や『バリュープロポジション・キャンバス』に要素を落として、現状や未来を考えることがよくあります。

また、非常に視覚効果が高いので、社長に現状をヒアリングする際にササッと書いて見せて感触をつかんだり診断報告書の中に記載して社長に説明したりすることもあります。

診断士試験合格後にこの本を熟読して使ってみようと思えたことが今の診断士活動に生きている、そんな1冊です。
BMG