今日は勉強2年目だった3年前の今日、何を勉強していたのかについて見ていきます。
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2013年3月31日(日)の勉強時間:6時間30分

あぁ!

「コーチみよし」こと、TAC中小企業診断士講座の統括責任者である三好隆宏先生の生授業を初めて受けた日だったようです。

私は2年に渡る診断士受験生活を送る中で、別の先生がする授業に出ていました。

しかし、勉強1年目の時、ある先輩診断士に「あやまめはコーチの授業の方が相性が合うかもね。機会があれば出てみれば?」と言って頂いたことが、ずっと気になっていました。

TACは無料で教室振替ができるし重複受講ができます(確か回数制限はあったと思いますが…)。

この制度をフル活用してコーチの生授業を受けたのが、勉強2年目の今日だったわけです。

結果としては、上の画像に書いてある通りです。

同じ論点でも講師が変われば説明する言葉が変わります

選ぶ言葉が変われば「腑に落ちる」タイミングも変わります

  • 自分の解答は正しい
  • 自分が習っているこの先生は正しい
そんな固定概念を捨てて、いつも習っているのとは異なる有名講師の授業を受けているのも、合格に近づくための「1つの手段」かもしれません。


そうそう。
「1つの手段」といえば。

事例ⅡってD判定をくらいやすい事例の1つです。

診断士の受験勉強をしたばかりの頃、習っていた講師には「事例Ⅱは自分の経験が邪魔をしやすいから与件に寄り添わない解答を書いてしまう」と言っていました。

今にしてみれば「そりゃ、そんな解答を書いたらD判定くらうよね」です。

2次筆記試験に合格するために必要な「滅私」ができていない証拠ですから。


■A判定が取れる「事例Ⅱ」の解答方針とは?

  • 専門性
  • 地域密着
  • 顧客との関係性強化(Life Time Value↑)
を武器に
  • ターゲット
  • 協力者
  • 4P(Product・Price・Place・Promotion)
を定めて
  • B社にとって競争優位を構築
  • 売上増(収益増)を狙う

です。

これ以外は聞かれていません。

だからこそ、これらの要素が「滅私」された状態で入っている事例Ⅱの解答はA判定が出やすいのです。

また。

設問の最初の方では、上記のような診断助言をするための現状分析が正確に出来ているか、分析結果を聞かれているだけです。

だから、与件から要素を抜くことができて「つまり、こういう状態」と纏めることができるんです。

事例Ⅱは現状の根拠が与件に絶対書いてありますから、妄想厳禁

妄想した分、評価が下がって、「また来年ね」と言われるのです。


事例Ⅱで良い点数・良い評価が取れていない受験生の方は
  • 自分は滅私できているか
  • 使うべき要素が使えているか
自分で評価せず、周囲やネット上にいる講師や先輩診断士(受験生ではない!)に聞いてみてはいかがでしょうか?

現状を打開できる貴重なヒントをたくさん得られると思いますよ!