七夕ですね。

短冊に「中小企業診断士になる」だなんて書いていた年がありました。

が、その年は中小のみ科目合格…。

翌年は短冊の画像すら残っていませんが、その年に1次の残り6科目に合格し、2次一発合格…。

悪い時の習慣を繰り返さない(験を担ぐ)ようになったのは、勉強2年目からだったように思います。

実は、勉強2年目に七夕の画像が残っていない理由(多分)が、もう一つ。

140707
2013年7月7日(日)の勉強時間:6時間20分

そうです。

LEC1次ファイナル模試の2日目だったのです。

2週連続で1次模試を会場受験していたら、そりゃ、体力の限界を超えていて、当日が七夕だなって忘れているはずです。


さて。


■「基本に戻れって言うけれど…」

と思っていた7月があります。

勉強1年目の7月です。

その時は「基本への戻り方」が分からなかったです。

テキストを読んでいても、睡眠と体力が不足しているからか、読んでいることに満足してしまい、ちっとも頭に残りませんでした。

この時の経験から、勉強2年目では「基本への戻り方」を変えました

やり方は以下の通りです。


■まずは簡単な問題に戻る

そう。簡単な問題。

レベル感で言えば「養成答練」といった「勉強したての時期に解く問題」に戻るということです。

解答の選択肢を覚えていないなら、一度解きます。

そして、解説をしっかり読みます

解説を読んで「ふっ!そんなの当たり前じゃない!」って言えない論点があったら、そこで初めてテキストに戻るのです。

この勉強法なら「問題を解く」という行為を通じて脳が効率よく動くので、知識の定着に繋がります。

なお、簡単レベル問題の選択肢を覚えてしまっているようであれば、そのレベルの問題が載っている問題集を買ってしまいましょう。

オススメはコレです↓
(リンク先はAmazonです)








ウザくて失礼しました。
念のため7科目全て貼りました。

今さら全科目を買う必要はないです。
模試で微妙な点数を取った科目だけでOK。


■次に、論点別に難易度を上げていく

基礎問題が「自分の中での常識(確実に合格できるレベル)」になったら、頻出論点なのに「手を変え品を変え」をされると途端に得点できなくなる論点に着目して、問題の難易度を上げていきます。

問題は
  • 完成答練
  • 模試
  • 過去問
を使えばOKです。

ただ、法改正に左右されない科目(経済とか財務とか)なら、本当はH18年まで過去問は遡りたいところです。

なぜなら、直近5年だと「手を変え品を変え」が一通り終わっているケースが多いからです。

そんな場合、受験生がノーマークなことをよいことに「昔の過去問では出ていたよね~」という出題パターンに戻ったりするのです。

私が受験生だった頃は直近5年だとH19~20年までの問題は見ていましたが、講師は「H18年までは見ておけ」とよく言っていたものです。

これも全科目を見る必要はありません。

基礎問題に戻った科目だけでOKです。

H18年までの1次試験問題・解答(選択肢)を知りたいならAASのページが纏まって良いです。

解答の解説を知りたいならLECが年度別の解答解説集を販売しているので、これを活用してみてはいかがでしょうか。

難易度を上げた問題で論点別に解いた時に、全ての問題が解けたのなら、一旦は安心。

次は1週間後に難易度の高い問題だけを論点別に解いてみて下さい。

1週間たっても解けるくらいなら、もう大丈夫。

その論点が自分のものになった証拠です。


基礎まで戻る必要がある科目・論点が出てきているなら、こんな勉強方法も試してみて下さい!