この週末に三連休を取れたみなさん、想定通りの時間を過ごすことができましたか?

苦手論点を1つでも多く潰すことができましたか?

勉強2年目だった3年前の今日、私が何を勉強していたのかというと…
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2013年7月19日(金)の勉強時間:2時間30分

何だか体調が悪かった日だったようです。

皆さんは大丈夫ですか?

勉強に集中している事で運動不足になり、免疫力が低下している頃です。

早めに治療をする等、本番に影響しないような対応をして下さいね。

さて。

連休中に相談を受けたことがあったので、ブログにも書き残しておきたいと思います。


■2016年試験で難化予想の財務・会計について

です。

そう。
そうなんですよね。

去年(2015年、H27年)の試験が解きやすかったですものね。

各受験校の模試も、難化予想を反映させた問題になっていたと思います。


■相手はどう難化させてくる?

今までの財務・会計の試験を見てみると、制度会計の分野で難化させてくるケースが多く見られます。

試験が始まって落丁チェックをしている時に「これ知らない」「これも知らない…」という状況です。

こんな気持ちのまま問題を解き始めると危険です。

なぜなら、管理会計やファイナンスといった、設定はいじってくるものの聞いている本質は過去に出たことがある分野の問題で正しい判断ができなくなるからです。


■私ならどう準備する?

私が今年の受験生であれば、制度会計については基礎論点以外を捨てます

そして、管理会計とファイナンスの分野を徹底して横軸勉します。


■使うのは過去問&模試・答練・問題集


難化予想とはいえ、各受験校は「この論点・この解き方はまだ出たことがないから出してくるのかも…」という問題を模試や答練で出してきています。

なので、制度会計については
  • 過去問で出た論点
  • 模試・答練で出た論点
のみ暗記します。

そして、管理会計とファイナンスは苦手論点を1つでも多く潰して、完璧な状態になるまで解きまくり、頭に入れます。

この時に使う問題は
  • 過去問
  • 模試
  • 答練
  • 問題集
で、論点別に簡単に解ける問題から解いていきます(横軸勉)。

さらに、可能な限り、1問3分以内で解けるようにスピード練習もします。

見直し時間を10分取ったとすると、残る時間は50分。

25問出るとすると1問に使える時間は問題を読み始めてから解き終えるまで2分です。

ただし、分からない制度会計を潔く捨てた場合、1問3分少々は使えるはずです。

そのため、スピードをキープしながらも正確に解ける練習をします。


■試験本番はどう戦う?

恐らく、試験本番で本当に難化していてもドキドキするはずなんです。

そんな時には、落丁チェックが終わったら大きく3回、深呼吸をしましょう。

私もH25年度試験で難化した経済学の試験中に深呼吸をしました。

すると、少しはドキドキが収まり、どの問題を捨てて、どの問題を確実に取るか、正しく判断できるようになります。


■正しく解答できている自信のある問題数を数える

これも私がH25年度試験で難化した経済学の試験中にやったことです。

難化していると分かったら、その科目で勝負してはダメです。

勝負をするのではなく「置きにいく」。

足切りに合わないように、かつ、1マークでも取って損失を小さくするように、自分の考え方をシフトチェンジします。

そのためにも、
正しく解答できた自信のある問題:○
ちょっと怪しい問題:△
ラスト2択で迷った問題:▲
さっぱり分からない問題:×
の4つに分けて設問番号の上に印をつけます。

そして、○の数を数えます。

○が10問(40点分)以上あれば、まずは一安心。

あとは、△や▲が○になるように、頭の中の引き出しを開けまくります。

×は捨てます。
勿体ないと思うかもしれませんが、捨てます。

×を捨てる分、△や▲を○にするために時間を使うのです。

この時、ラスト2択でどのようなロジックで考えた上で出した結論が正しかったか間違っていたのか…という自分のパターンが分かっていると、自分の判断に自信が持てます。

ラスト2択から解答を導き出す方法についても、答えの選択肢を忘れた選択肢を使って練習することをオススメします。


…とまぁ、このように書いておいて昨年同様のレベル感だったら、迷わずに点数を取りにいって下さいね。


みなさんは難化予想の科目について、どのような準備をしますか?

どのように本番対応するかシュミレーションできていますか?