去年も似たタイトルで書いたのですが、今年も書かせて下さい。

なぜそう思ったかと言うと、勉強2年目だった3年前の今日、2次筆記試験当日だったことを思い出したからです。

ということで、本題。

■2次筆記試験が終わったら打ち上げに行く前に再現解答を作ろう


161020

解答の再現率が悪い人(=解答の型が出来上がっていない人)は特に、飲み始める前にささっと書いてしまいましょう

なぜならば、


■受験生と話すたびに自分の解答が脳内で良い解答に買い替えられる

からです。


■受験校の速報とか見ちゃうと更に解答が美化される

ということもありますしね。

合格した場合も、不合格になった場合も、「美化された再現答案」ではなく「素の再現答案(素に近い再現答案)」を残すことにこそ、意義があるのです。


■「素の再現答案」を残す意義<合格した場合>


【1】口述試験対策

2次筆記試験を突破すると、最後の難関(?)は口述試験。

この口述試験は、2次筆記試験突破の発表から1週間ちょっと先にやってきます。

つまり、1週間ちょっとの間に、口述試験対策を脳味噌フル回転でやらなければならないのです。

では、口述試験では何が出題されるか。

そのヒントは、合格答案の中に隠されています。

そうです。

面接で聞かれそうな質問の答えが合格答案の中に(受験生は意図していませんが)書かれている
のです。

自分が口述試験に進んだ時のためにも、自分の「素の解答」を残す意義があるのです。



【2】不合格者に向けた情報提供

不合格者にとって合格者の再現答案は拝み倒してでも見たい『宝』です。

ただし、見たい答案は美化された答案ではありません。

自分と同じように勉強をし、当日受験した人の「素の解答」です。

自分と合格者との間にどのような差が生じていたのか、知りたいのです。

自ら喜んで合格答案を公表する人は、自分に自信のある我の強いごくわずかな人だと思いますが、もしも、不合格となった勉強仲間から「合格答案を見せて欲しいのだけれど…」とお願いされたらどうしますか?

お願いされたのなら、そこは合格者(診断士の卵)として、情報提供してよいと思います。

診断士は中小企業の社長をはじめ、困っている人を助けることが仕事ですから。

翌年に2次筆記試験を受ける『同志』のためにも、「素の解答」を残す意義があるのです。


■「素の再現答案」を残す意義<不合格の場合>

この場合は、分かりやすいですよね。

合格者の答案と自分自身が作った答案との間にどのくらい差があったのかを知らなければ、翌年に向けた対策を立てることもできません。

今は、口述進出者が発表された後に、自分の得点を開示しやすい環境になっています。

開示の仕方は中小企業診断協会のFAQページの一番下にpdfへのリンクが張られているので読んでみて下さい

合格した人はお世話になった受験校の先生方に頼まれない限り開示請求をする必要はないと思いますが、不合格になったら、得点の開示請求した方がいいです。

開示された得点だけではなく手元に「素の再現答案」があれば、点数と合わせて、どこがどうダメだったのかという現状分析と、次の試験に向けた対策を打つことができます。

そうそう。

試験の出来がおもわしくなくて再現答案を作らないという人を、毎年何人も見かけます。

「不合格になっても色々と言い訳して自分と向き合わない人なんだろうなぁ」

「自ら効果的な対策を打つ機会を断っているんだろうなぁ」

なんて思ってしまいます。


■合格でも不合格でも「素の再現答案」は必要

なのです。

「素の再現答案」が如何に効果の高い物か、分かっていただけたでしょうか。

ただし、受験当日は本当に疲れます。

そのため「え~、次の日でよくない?」という人が出てきます、何人も、毎年。

本当に、試験当日、かつ、飲み会の前に書き終えてしまった方がいいですよ。

何度でも言います。

試験当日、かつ、飲み会の前に書き終えてしまった方がいいですよ。

再現率が一番高いから…という理由は勿論ありますが、


■日が経つごとに再現答案を書きたくなくなる

のです。

試験を受けた感触が「絶対合格!」という人より、「良いとも悪いとも言えない」という感触の人の方が合格しているというジンクスがあります

(私もそうでした)

「良いとも悪いとも言えない」という感触が残っていると、再現解答を作りたくないものです。

(私もそうでした)

だから、試験直後に再現答案を作りたくない気持ちは解ります。

でも、さっさと作りましょう。

理由は、ここまで散々と書いてきましたので、もう、繰り返さなくてもいいですよね?


■ということで、試験当日は原稿用紙もお忘れなく

ここまで何枚も使った原稿用紙の束も、未使用部分はちゃんと試験会場に持っていきましょう。

そして、試験が終わったら、どこか座れる場所を探して、再現答案を作ってしまいましょうね。

『原稿用紙の束』以外に私が2次筆記試験に持っていった物は下記のブログ記事にも書いていますので、よかったら参考にして下さい!

【診断士2次試験】あやまめが合格年の2次試験に持っていった物<勉強編>
【診断士2次試験】あやまめが合格年の2次試験に持っていった物<その他編>

あと、こんな記事も書き残しているので、よかったらご覧ください。

最後に、大切なことなので、もう一度言います。

2次筆記試験が終わったら打ち上げに行く前に再現解答を作ろう!