この時期なので、今年1次試験&2次試験にリベンジする受験生の方に会う機会が多いです。

リベンジ組の皆さんのお話しを聞くと「普段は解けているのに本番で思ったように解けなかった」という話が頻繁に出てきます。


◆胃が飛び出そうな緊張感の中で


私にとって、2回チャレンジした1次試験も、結果的に1回の2次試験も、人生1.2位を競う程の緊張感でした。

特に、2回目の1次試験は本当に緊張しました。

受かりたい気持ち「今回も落ちたらどうしよう」という恐怖が交互にやってきました。

1回目の1次試験の時に「本番で普段通りのことが出来る」ようにと、様々な状況を想定して模試や演習をして2回目の1次試験に挑んだのに、です。

◆試験当日に何があっても普段通りにするためのトレーニング


  • 隣の人の貧乏ゆすりがウザかったら
  • 試験中にブツブツ言う人がいたら
  • 筆記用具に不備が出たら
  • 想定外の問題に直面したら

…などなど、色々なシーンを妄想しながら練った対策を、模試や演習で試していました

隣人が野菜だと思ってみたり、試験官に注意を促す用に懇願したり(これは後に他の資格試験で発動)。

使った対策の中で、私的に有効だったものが

  • 深呼吸
  • 心の中で2人の自分が対話

です。
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深呼吸はアスリートが気持ちを平穏にする為に取り入れていると聞いて、勉強2年目から私も真似してみた方法です。

H25年(2013年)の経済学・経済政策で何度、深呼吸したことか…(苦笑)

心の中で2人の自分が対話する方法にも、何度も救われました。


◆どの策が効果あるかは自分次第


上に上げた例は、あくまでも私に効果があったものです。

皆さんには皆さんなりの「本番で普段通りのことが出来る」ための対策が必要です。

受験校や模試で初見問題を解くということは、知識の確認だけではなく、試験本番の様々な状況を想定したトレーニングができる場でもあるのです。


今年リベンジをしたいなら、知識を覚えテクニックを磨くことも大切ですが、自分自身と向き合ってみることも大切なのではないかなぁ…と、私はそう思います。