TAC・LEC・大原の模試を受けられた皆さん、お疲れ様でした!

事前に設定していたテーマ、無事にクリアできたでしょうか?

ちなみに、勉強2年目だった4年前の今日、何を勉強していたのかというと…
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2013年7月3日(水)の勉強時間:4時間40分

土日に受験したTAC模試の復習をまだまだやっていた時期だったようです。


2017年にTAC・LEC・大原の模試を受けられた皆さんにとって、今日は模試翌日です。

そこで、今回はこんなテーマでブログを書き残しておきます。


本試験1か月前に出た「模試の結果」との付き合い方(復習の仕方も含む)


◆「模試の点数なんて気にするな」 でも…

先生や先輩診断士達は「模試の点数なんてきにするな!」と言います。

でも、気になります。
私もそうでした。気になります。

だって、本試験1か月前に初見問題を解いて出た結果ですもの。

  • 今までの勉強が
  • 正しかったか
  • 順調だったか
  • 何とか本試験で戦えるところまで来ているか
それが判明したわけですから。


◆合格圏が見えるような模試の点数だったら…

今回受験をして自己採点をした結果、点数が想定通り、言うなら、合格圏が見えるような点数なら、ちょっとホッとするかもしれません。

勉強2年目の私がそうでした。

ただ、ここで気を抜けば、せっかく定着した論点が湯水のように流れ出てしまいます


●合格圏が見えた時にやっていた残り1カ月の対応

  • 模試の復習は模試後1週間まで
  • まぐれ当たりの問題を「まぐれ」じゃなくする
  • あとはひたすら、初見問題・解答の選択肢を忘れた問題を使ってアウトプット→曖昧論点をインプットの繰り返し

こんな勉強方法をすることで、慢心することなく、かつ、脳を動かし続け、論点を1つでも多く自分の物にできるはずです。



◆合格件が見えないような模試の点数だったら…

これ、勉強1年目の時の私です。

模試が終わってから【診断士1次試験】TAC模試の結果と本試験の結果は連動する?というブログ記事が多くの人に読まれているようですから、模試の結果がイマイチな人が今年も多いのかもしれません。


全体的にはどうですかね。
  • 全体的に足りない人
  • 難化予想の財務でやられている人
  • 去年同様のレベルで出た場合の運営でやられている人
  • 中小で点数を落としている人
こんな人が多いのではないでしょうか。


●どんな人でも最初にやることは…

  • ケアレスミスした点数・論点
  • ラスト2択で間違えた点数・論点
の確認です。


●全体的に足りない人は…

ケアレスミスをしなかったら何点まで取れたのか確認してみましょう。

ケアレスミスした点数を合わせると60点を超えてくる科目がほとんどなら、残り1カ月でやることは1つ。ケアレスミス対策です。

なお、ラスト2択で間違えまくった人は、どうして正解の選択肢を選べなかったのか、確認します。

間違えまくる理由は明確です。基礎力が足りない

残り1カ月でもう1度、基礎まで戻ってもいいです。ただし、勉強量は今までの2倍~3倍とかけていかないと、多分間に合わないです。


●難化予想の財務でやられている人は…

やはり、あと何点積み増しが出来るのか、考えましょう。

大きく点数増が見込めないなら、
  • 財務は大失点しない程度にキープ
  • 得意科目で70点以上を目指していく
という作戦に出るしか、ないかもしれません。


●去年同様のレベルで出た場合の運営でやられている人

おそらく、
  • 基礎力不足
  • 応用問題を解く本数が少ない
です。

去年の運営は難しいですが、基礎力が固まっていて、ある程度、「このパターンはこうやって基礎を使っていくんだ」という経験があれば、くらいつく事ができます。

まずは基礎確認。次に初見問題・解答の選択肢を忘れたような問題を使って、色々なパターンを論点ごと(「横串」と呼んだりします)に解いていきましょう。


●中小で点数を落としている人

覚える。それしかないです。

ただ、やみくもに覚えても、時間の無駄です。
  • 過去問で出てきた論点
  • 各学校の模試・答練で出てきた論点
だけ、集中して覚えていきます

そうすれば、試験本番で大きく外すことはないはずです。

勉強1年目の時に中小だけ唯一科目合格を取ることが出来た時の、私の勉強法がまさにコレでした。


本試験まで残り1カ月。
焦る気持ちがある人がほとんどでしょう。

でも、焦ったって合格はできません

  1. まず、落ち着く
  2. 目の前にある論点をコツコツと覚える
  3. 覚えた論点を使えるようになるまでアウトプットする
  4. 抜けている論点を入れ直す
  5. また、アウトプットする

このインプットとアウトプットをバランスよく高速回転でやっていくことで、合格圏は見えていきいます。


本試験で悔いを残さないように、残り1カ月は今まで以上の集中力と勉強時間を!