2017年度の中小企業診断士試験が久しぶりに年内合格発表だったこともあり、TwitterをはじめSNSでは中小企業診断士試験に合格をした受験生のみなさんが中小企業診断士活動の準備を始めている様子を見る機会が増えています。

実際、私のブログも実務補習中小企業診断士1年目までに関連して書いた記事が多く読まれています。

そこで、今回は、このブログではあまり書いてこなかった「研究会」のことについて書き残します。


中小企業診断士が研究会に参加する意味

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まずは初歩的なことから。


◆研究会って何? 何するところ? 入る必要ある?


中小企業診断士が言うところの「研究会」は、中小企業診断士にとってインプットの場となるものです。

都道府県の協会の傘下になっている研究会もあれば、有名診断士が主宰する研究会もあります。

「中小企業診断士 研究会」でググると色々出てきます。


●研究会って入る必要あるの?

中小企業診断士試験にお金を使った人にとっては、これ以上の出費は増やしたくないかもしれません。

余計な出費に繋がりそうな雰囲気のある研究会、入らなくて済むなら入りたくないという人もいることでしょう。

確かに、中小企業診断士として活動していく上で入らなくても困りませんが、私は入った方がよいと考えます。実際、私自身も所属しています。

研究会に入る意味は

  1. 多様な考え方・人脈を手に入れる
  2. インプットとアウトプットのバランスをキープする

の2つでしょうか。

以下に詳しく書きます。


●1.多様な考え方・人脈を手に入れる

コネクション選択肢の幅
中小企業診断士は、同期だけでも年齢・経歴がバラバラです。

これが先輩診断士まで加えると、本当に年齢・経歴がバラバラです。

この多様な人たちと繋がることで、今まで以上に多様な物の見方・考え方に触れることができます。それだけで「学び」ですよね。

学びが重なっていけば、もちろん人間力の向上にも繋がります。独立していようが企業内にいようが、人間力って大切ですから。

また、これだけ多様な人たちと繋がるということは、
  • 困った時に相談できる「辞書」
  • 自分に代わって自分の魅力を発信してくれる「広報」や「営業」
を手に入れたと言い換えることもできます。

人「脈」と言うくらいですから、名刺交換しただけではダメ。

相手を知り、自分のことを知ってもらって、それが繋がって、初めて人脈です。

「中小企業診断士は飲み会が多い」のも人脈に繋がるからです。

何度も一緒に食事をして意見交換をしていれば、相手を知り、自分のことを知ってもらえるものです。

例えば「顔を知ってるけど名前を覚えてもらっていない」みたいな状態では、人脈に繋がりにくい。

同期だけでつるんでいるだけでは勿体ないです。


●2.インプットとアウトプットのバランスをキープする

balance
中小企業診断士になりたての時には、どうしてもアウトプットの場は少なく、インプット偏重です。

一方、中小企業診断士としてちゃんと活動をしていけば(人脈を作れていれば)、独立していようが企業内にいようが仕事があるので、アウトプット偏重になります。

インプットしたものはアウトプットしてこそ磨かれます。

アウトプットばかりでは情報に新鮮味がなくなります。


中小企業診断士としてのキャリアだけではなく成功を重ねた人ほどインプットの場を大切にしていることが、ちょっと会話するだけでも分かるものです。

ちなみに、中小企業診断士としてのキャリアだけ重ねた人は、インプットの場を軽視して、そのうち消えていきます(事実です)。



早いところでは1月から研究会活動が始まります。
合格者だったら参加できる研究会もあります。

合格したばかりの人は研究会の意味がなかなか分からないかもしれませんが、情報通の合格同期や気軽に相談できる先輩診断士から情報を得ながら、どこの研究会に入会してみようか、考え始めてみてはいかがでしょうか。